衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年11月24日    日曜日     第4開示 合計2057開示

『楞厳経』巻六抜粋

いかなる盗人どもが、我が衣を仮り、如来を販売し、種々の業を造りながら、ことごとく「これ仏法なり」と称し、しかるに出家を非とし、具戒比丘を小乗の道となす。これによりて無量の衆生を疑誤せしめ、無間地獄に堕せしむ。

解釈:いかなる盗人どもがどのように行うのでしょうか。彼らは我が名を借りて如来を販売し、如来の説かざるを説き、如来の説くところを非とし、法を非法と説き、非法を法と説き、種々の悪業を造ります。これらの盗人どもは「仏法は出家者の修するものにあらず、出家者は仏となりえず、仏法には出家修行を要せず、具足戒を受けたる出家者は皆小乗の根機にして、ただ小乗の道を修するのみで成仏できぬ」と説きます。盗人どもがこのように説くにより、無量の衆生を誤導し、無量の衆生に出家者を誹謗する罪業を造らせ、仏を謗る罪業を造らせ、ついに無間地獄に堕するに至らしめるのです。

——生如法師の開示
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