衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2020年05月24日    日曜日     第2開示 合計2355開示

脱口而出について(二)

脱口而出になることから、意根の働き、意根の機能作用を観察することができます。すなわち意根の心所法です。意根にはどのような心所法があり、どのような心理作用が脱口(とっこう)を引き起こすのでしょうか?

もし誰かが質問を出した後、考えずにすぐ口を開いて答えるなら、それは自分がその問題をよく理解しよく熟知していて、以前からしばしば触れてきたものであり、今さら考慮し琢磨し思惟する必要がないことを示しています。この「自分」とは意根のことであり、反応の速い人は、意根がその事柄について経験と智慧を持っており、意識の助けによる分析を必要としないのです。逆に、意根が熟知していない、あるいは経験したことがない場合には、事に遭遇すると、意識の助けによる思惟分析が必要となり、意根はそれに基づいて自らの決定を下します。この過程は遅くなり、すぐに答えて解決することができず、その間に意識の思惟という過程が入ります。さらに結論を導き出すようであれば、意根には智慧がなく、従前から知らず理解していなかったことを示しています。

だからこそ禅宗の祖師はこう言ったのです。「思いて得、慮いて得るは、鬼家の活計(かっけい)である」と。真の智慧とは一つには意根の智慧であり、今さら学ぶ必要も、今買って今売るようなものでもありません。偽の智慧とは、意識によるその場の琢磨分析によって得られたものであり、意識による情報収集によって得られたものであるがゆえに、智慧とは呼べないのです。

——生如法師の開示
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