衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2020年09月11日    金曜日     第1 回の開示 合計2609回の開示

意識と意根は互縁であるか

根と塵が触れ合って意識が生じ、根・塵・識の三つが和合して触となり、意識は法塵の境を了別し、意根はこれに依って総合的な抉択を行う。意識と意根が互いに触れ合う時、必然的に相互に縁り合い心を知り合わなければ、法は継続して運行することができず、身口意の行いが造作される。もし意識と意根が相互に縁り合わなければ、意識は運行できず、意識が生じても無用となり、後々意根は決して意識を生じさせる抉択をしなくなる。意識が生じる目的は、意根の必要に従ってこれに協力するためであり、意識は当然生じた瞬間から意根が何を求めているかを知り、自動的に意根の意向に従って行動する。その過程では意見や提言を述べることも免れず、時に自説を持って意根の意向と一致しない場合、内面に矛盾が生じ、事に遇うごとに抉択が滞ることとなる。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

世の中で最も平等なものは何か

次の記事 次の記事

無生忍と無生法忍の違い

ページのトップへ戻る