外界の生滅
外界が徐々に形成される際、二十小劫(3億3600万年)を経て、無所有の虚空より建立され、三千大千世界の器世間が漸次形成されます。三千大千世界が壊劫した後は再び無所有に帰し、凡ての生滅するものは空であり、一法も存在しません。
地大の種子は如来蔵に存しますが、種子もまた形相なく空であり、形成された外界の山河大地もその自性は空で、自らの体性を持たず、自らの存在を決定できず、如来蔵によって変造されたものです。物質の堅固性もまた空であり、形相なく、物体と共に生滅します。
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