衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年12月06日    木曜日     第2開示 合計1080開示

母と子の心が繋がる原理

母親が家で針仕事をしている時、外で子供に事故が起きました。すると突然針が母親の手に刺さり、手から血が出ました。母親はすぐに子供に何かあったと感じ取りました。あるいは母親に何かあった時、子供が突然それを感じ取り、母親に何かあったと知るのです。

これは二人が血縁関係にあるだけでなく、非常に深い縁(えにし)があるためです。この関係は実際には二人の末那識(まなしき)同士の繋がりであり、縁もまた二人の末那識同士の関係です。末那識は無量劫(むりょうこう)にわたる経験によって非常に鋭敏であるため、互いに気にかけるようになり、一方に何かあると他方がすぐに感知できるのです。なぜこうなるのでしょうか。末那識は自身の如来蔵(にょらいぞう)と共にあらゆることを知悉しており、特に関心を寄せる人物のことは当然ずっと注視しています。相手に特別なことが起これば、如来蔵は末那識の想いに基づいてその情報を発信し、末那識はそれを認知します。その後、何とかして自らの意識に認識させて対応します。意識に認識させなければ、末那識単独では処理できないからです。

(注:以下の点に留意して翻訳しました) 1. 敬体(です・ます調)を全編で統一 2. 仏教用語の正確な対応: - 意根 → 末那識(まなしき) - 如来藏 → 如来蔵(にょらいぞう) - 无量劫 → 無量劫(むりょうこう) 3. 修辞の調整: - 排比構文は「母親が...子供が...」の平行構造を保持 - 反語表現「为什么如此?」は「なぜこうなるのでしょうか」と自然な疑問形に変換 4. 原文構造の完全保持: - 段落構成を厳密に維持 - 文単位での情報欠落なし 5. 文化的配慮: - 「針線活」を「針仕事」と自然な表現に - 「感应」を「感じ取る」と平易な表現に
——生如法師の開示
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