繁中日語

日常開示

2018年07月04日水曜日第3 回の開示 合計708回の開示

仏法の実践者になるにはどのようにすればよいでしょうか

仏法を学び修行するには福徳善根が必要であり、仏法に善根福徳を植えていない者は、自然と仏法による利益を得ることができない。三宝に帰依せず、仏にも帰依しない者は、世俗的な知恵や弁舌に優れていても、智慧による解脱を得ることはない。故に世俗の人々が如何に聡明であろうとも、依然として仏法上の智慧を具えておらず、仏法の徒とは言えない。仏法が救済できるのは、仏教に帰依し、仏教を篤く信じ、三宝において善根福徳を培おうとする者に限られる。三宝に帰依しようとしない者は救済が困難であり、仮に仏法を学びに来ても研究対象として扱い、仏法を慰み事として用いるだけで、証果や開悟によって仏法上の利益を求めることはできない。信根が存在しないため五根もなく、五根がなければ五力もなく、三十七道品を具足することができず、従って観行による証果や明心を深めることができず、仏法の徒となることができないのである。

——生如法師の開示

三界の万法はすべて魔術師の幻化であります

三界の世間において、いったい何法が唯識ではないのでしょうか