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日常法話

2021年05月03日    月曜日     第1開示 合計3369開示

父子合集経講記(二三一)

<h2 style="text-indent: 2em;">転輪王時代の閻浮提の殊勝な環境</h2>

原文:大王。此阎浮提。大地纵广。一万八千。踰缮那量。复有六十俱胝。诸大城郭。中有一城。名宝庄严。纵广正等。十二踰缮那。四面平正。妙巧成就。于其城外。有多罗树。七重行列。四宝所成。金银琉璃。玻胝迦宝。装校严饰。甚可爱乐。

彼金树者。其叶花果。悉皆是银。彼银树者。其叶花果。皆是黄金。吠琉璃树。其叶花果。皆玻胝迦。彼玻璃树。其叶花果。悉是琉璃。其城七重。宝网宝铃。诸妙珍琦。弥覆其上。

解釈:仏がおっしゃるには、大王よ、この閻浮提の大地は縦横一万八千由旬あり、また六十倶胝の大都市があり、その中に一つの都市があって、宝荘厳と名づけられています。大地は縦横正等しく十二由旬、四面はたいへん平坦で、巧妙に造り上げられています。この都市の外には、多羅樹が七重の列をなして並び、四宝でできており、金・銀・瑠璃・玻胝迦宝などで装飾され、たいへん荘麗で愛らしいものです。それらの金の樹の葉と花果は、すべて白銀でできています。それらの銀の樹の葉と花果は、すべて黄金でできています。それらの吠瑠璃の樹の葉と花果は、すべて玻胝迦でできています。それらの玻璃の樹の葉と花果は、すべて瑠璃でできています。この都市には七重の宝網・宝鈴と、数多くの妙なる珍奇な宝物が一面に覆いかぶさっています。

上述のような美しい境地は、阿弥陀経を読誦すればよくご存じのことでしょう。極楽世界はまさにこのようなものであり、転輪王時代の南閻浮提はこのように美しいものでした。それは当時の人類が大きな福德を持っていたことを示しています。私たちは今、それほどの福德がなく、このような殊勝な生存環境を感召することができません。

原文:城外复有。七重宝堑。皆以七宝。所共合成。一一宝堑。深半由旬。广一由旬。金沙布底。八功德水。澄湛盈满。诸妙音鸟。翔集其中。优钵罗花。拘没那花。钵讷摩花。分陀利花。普遍开发。周匝阶陛。四宝合成。黄金为阶。白银成陛。白银为阶。黄金成陛。琉璃为阶。玻璃成陛。玻璃为阶。琉璃成陛。一一阶道。七宝所成。其傍皆植。金色芭蕉。复于道首。置诸宝座。巧妙装校。甚可爱乐。

解釈:城の外にはさらに七重の宝壕があり、いずれも七宝で共同して合成されています。それぞれの宝壕は深さ半由旬、つまり二十里の深さで、幅は一由旬、四十里の広さがあり、金の砂が地に敷き詰められ、中の八功徳水は澄みきって清らかで、宝壕に満ちあふれています。数多くの妙なる声を持つ鳥たちがその中を飛び集まり、和雅で優美な、耳に心地よい音声を歌っています。また、優鉢羅花・拘没那花・鉢訥摩花・分陀利花が至る所に咲き開いています。周囲の階段は四宝で合成されており、黄金を階とし白銀を階陛とし、白銀を階とし黄金を階陛とし、瑠璃を階とし玻璃を階陛とし、玻璃を階とし瑠璃を階陛としています。それぞれの階道はいずれも七宝でできており、階道の傍らには金色の芭蕉が植えられています。さらに階道の先端には宝座が設けられ、巧妙に装飾され、たいへん愛らしく、人を歓喜させるものです。

インドの一大由旬は中国の四十里に、小由旬は中国の二十里に相当します。極楽世界の七宝池も金の砂が地に敷き詰められており、宝池の水は八種の功徳を具えています。『無量寿経』には次のように述べられています。八功徳水は衆生の心念に随い、膝まで至らんと欲すれば膝に至り、腰まで至らんと欲すれば腰に至り、澄みきって柔らかく、宝池に満ちあふれていると。十方世界の多くの仏国土には福のある衆生が住んでおり、福報のない衆生が感召する仏国土は、汚穢で貧しいものです。衆生の生存環境がどのようであるかは、衆生の善根と福德によって決まるのです。

——生如法師の開示
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