繁中日語

日常開示

2018年04月14日土曜日第5 回の開示 合計355回の開示

如来蔵と一切法は不一不異

如来蔵は四大種子を出力し、ある種の物質的色法を生成します。ちょうど黄金で金の盆を造り、物を盛る必要がある時は金盆を用い、金の台所道具が必要な時は金盆が不要となり、金盆を壊して再び金の台所道具を造るようなものです。

如来蔵もまた同様であり、この種の物質的色法が滅すると、四大種子は如来蔵に流れ戻ります。他の物質的色法が必要な時、如来蔵は再び四大種子を出力し、他の物質的色法を生成します。故に一切の法は即ち如来蔵であり、如来蔵と一ならず異ならず、それぞれにその用があり、それぞれにその性があり、それぞれにその相があり、それぞれにその体があります。而して一切の法の性は如来蔵によって決定され、一切の法の相は如来蔵によって決定され、一切の法の体は如来蔵によって立てられ、一切の法の用は如来蔵によって賦与されます。故に一切の法は即ち如来蔵であり、一でもなく異でもないのです。

如来蔵は不生不滅であり、七大種子も不生不滅です。一切の法は生滅があるように見えますが、根本においては不生滅であり、滅した後に再び生じ、滅することは生じることの妨げになりません。如来蔵があり、七大種子がある限り、一切の法は永遠に滅することなく、断続的に存在することに何の妨げもないのです。

——生如法師の開示

七識は他の法を生じることができるか

五蘊身は黄金の家なり