繁中日語

日常開示

2018年04月11日水曜日第1 回の開示 合計332回の開示

如来蔵による七大種子を以ての五陰七識変現

地水火風の四大種子は如来蔵に本来備わる種子であり、如来蔵が縁に触れてこれらの種子を送り出すことで、衆生の色身五根を構成し、また衆生が必要とする色声香味触法を形成し、宇宙の器世間や十方諸仏の国土を形成します。これにより衆生の正報身と依報の生存空間環境が整い、衆生は生存を維持できるのです。

如来蔵には法爾自然に地水火風空見識の七大種子が存在し、如来蔵が識の種子を送り出すことで七つの識が生じ、七識の機能作用が発現します。これによって衆生の五蘊が具足し、正常な五蘊活動が可能となります。四大は私たちの色身に重大な作用を及ぼし、色身の生命活動を維持します。もし四大の調和が崩れれば色身に病苦が生じ、病苦が生じれば識心に影響が及び、心が安らかでなくなり苦受が現れます。私たちの身心は相互に依存し影響し合っており、身体を整えれば心が円滑になり、心識を調えれば色身は健康長寿を得るのです。

——生如法師の開示

意根の要所を見つけてこそ修行成る

無余涅槃における第八識と心所の存在及び活動について