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日常法話

2023年12月19日    火曜日     第1開示 合計4080開示

真解脱者は空空ならず

大般涅槃経原文:解脫者名不空空。空空者名無所有。無所有者。即是外道尼乾子等所計解脫。而是尼乾。實無解脫。故名空空。真解脫者。則不如是。故不空空。不空空者真解脫。真解脫者。即是如來。又解脫者。名曰不空。

解釈: 解脱した者は不空空と名づけられ、空空の者は無所有と名づけられます。無所有とは、すなわち外道の尼乾子などが執着している解脱です。しかし尼乾子は実際には解脱していないので、空空と呼ばれるのです。真に解脱した者はそうではなく、ゆえに不空空といいます。不空空の者こそ真の解脱者であり、真の解脱者とはすなわち如来です。また、解脱者は不空と名づけられます。

大涅槃経におけるこの不空空とは、真心如来蔵 (tathāgatagarbha) を指しています。如来蔵を徹底的に究竟まで証得した者が、最も大いなる解脱者なのです。なぜそう言えるのでしょうか。究竟徹底して如来蔵を証得した者は、如来蔵のみが真実の法相であることを知り、それ以外はすべて如来蔵から出生し現起した虚妄不実の法であることを知ります。こうして我見・我執、法見・法執がすべて破除し滅尽され、世間一切の法の束縛から解脱します。これは究竟徹底した解脱であり、小乗の不究竟な一時的な解脱をはるかに超えており、空よりも高く、空空よりも高く、外道よりも高いものです。

空空を証得した者は、一切法が無所有であることを証得した者です。もし無所有と考え、如来蔵という法界の実相さえもないと考えるなら、それは外道のいう解脱であり、実は解脱ではないのです。真に解脱した者は、そのような知見ではなく、ゆえに真に解脱した者は不空空の者であり、そのような者こそが如来です。如来は一切法の実相を証得したので、不空と名づけられるのです。


——生如法師の開示
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