一切の法は真如の実性であり、一つの法も真如の実性でないものはありません。今この理と結論を知ったとはいえ、必ずその所以を知り、この理と結論を証明する証拠を求めねばなりません。この結論は仏陀が悟りを得、自ら実証された後、衆生のために説き明かされた真理だからです。この究極の結論、究極の真理もまた、我々が一滴一滴、一歩一歩自ら実証していく必要があります。実証した後にはその然りとする所以を知り、もはや迷いも無明も存在しなくなるのです。
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