衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年11月15日    日曜日     第4 回の開示 合計2792回の開示

父子合集経講話(八)

六触処とは何か。

原文:何を六触処というか。眼触処において色を見、耳触処において声を聞き、鼻触処において香を嗅ぎ、舌触処において味を嘗め、身触処において触を覚え、意触処において法を知るをいう。

釈:世尊は説かれた。六触処とは何か。眼触処において色を見るとは、眼根と色塵が触れるところで眼識が生じ、色を見ることができる。耳根の処で声塵に接触すれば、耳識が生じて声を聞く。鼻根の処で香塵に触れれば、鼻識が生じ香りや臭いその他の雑味を嗅ぐ。舌根の処で味塵に触れれば、舌識が生じ酸甜苦辣鹹の諸味を嘗める。身根の処で触塵に接触すれば身識が生じ、触塵を感じる。例えば日光に触れて暖かさを感じ、風が身体に吹き付けれれば身識が涼しさを覚える。身体の軽安・快適・飢渇・疲労・痺れ・倦怠もまた触塵である。意根の処で意根と法塵が触れれば意識が生じ、一切の法塵境界を了別することができる。

——生如法師の開示
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