日常開示

2018年07月04日水曜日第1 回の開示 合計706回の開示

意識はいかにして意根を薫習するのか

意識はあらゆる事柄に対し、理にかなった注意を払い、理にかなった思考を巡らせ、善く思惟しなければならない。これにより同時に意根が正理を理解し、次第に正理に相応するようになる。これを「意根を薫習する」と称する。意識は必ず思惟しなければならず、思惟しなければ意根を薫染することはできない。意識が常に特定の理を思惟し、意根を随順させることにより、意根は薫染を受けて新たな慣性作用を形成し、従来の不良なる習性が改められるのである。　　

——生如法師の開示

理解、証得、転換の三つの区別

三界の万法はすべて魔術師の幻化であります