繁中日語

日常開示

2018年06月06日水曜日第1 回の開示 合計600回の開示

涅槃四徳

涅槃の四徳である常楽我浄は一つの境界であり、一つの状態であり、一つの性質であります。常楽我浄は、仏地の大円鏡智の自住の境界であり、大円鏡智によって顕現されるものであり、また実体ではなく、ただ大円鏡智のみが実体・実相・実法であります。仏地の涅槃は大円鏡智によって顕現されますが、これも実体ではなく実相ではなく実法ではありません。阿頼耶識を除き、異熟識を除き、無垢識を除くほか、その他の一切の法は全て如来蔵によって示現され、如来蔵に依って存在し、如来蔵から離れることはありません。ただ如来蔵のみが如何なる法にも依らず、独立して存在し、依る所なく、傲然と聳え立っているのであります。

——生如法師の開示

八識それぞれの特徴

生死涅槃は空華の如し