衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年03月05日    月曜日     第3 回の開示 合計150回の開示

意根の遍計所執性は変えられます

念いが起こった後の覚りは、まず意識の覚りであり、主としても意識の覚りであります。念いの起こりは意根によって引き起こされ、言葉や文字を伴いませんが、その後意識が念いを起こす際には、言葉や文字を伴うことがあります。意根は縁に攀じることを好み、時処を選ばず念いを起こし、縁に遇えば即ち念いを起こします。これは意根の遍計所執性によって決定づけられたものであります。しかしこの遍計所執性は、意識による不断の監督と調制を通じて変化させることが可能であり、それによってこそ修行に望みが生じるのであります。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

第八識をいかに探し求めるか

次の記事 次の記事

六識における思心所の法

ページのトップへ戻る