繁中日語

日常開示

2018年02月16日金曜日第6 回の開示 合計59回の開示

疑いを断ち信心を生ずることの重要性

疑いを断じて初めて信が生じ、疑いが決断されなければ信根が具足せず、確実に如来蔵を証見してこそ疑いを断ち、確信を得、次第に如来蔵に転依することができます。解悟や推測によるものは、このような功徳の受用がありません。

如来蔵に学び、如来蔵に転依するのは、まず意識の務めです。意識が明らかに学び終えた後、意根を教化し、意根を如来蔵に帰依させ、如来蔵を手本とし、時処所を問わず如来蔵の体性に依止し、意根の我性を降伏させ、無明を薄れさせ、識を転じて智と成し、仏道を成就します。

転依の前提条件は必ず証悟でなければなりません。解悟では真実の転依はできず、解悟では如来蔵の運作を観察できず、有為法の運作における如来蔵の無我性と如如性を知ることができないため、真実に転依する方法がなく、推測したものは内心の疑いを断つことができません。自ら真実に実際に見た事柄、真実の証悟があってこそ、百パーセント信じ、疑いを断つことができます。さもなければ、如来蔵がこのように清浄であることをおおよそ推測できても、一時的に自らの信受を抑えることはできても、内心深くの疑いは断てず、結縛は断ち切れません。結を断つとは、生死の根苗を断ち、草を刈り根を絶つことで、極めて重要なことです。

——生如法師の開示

無我の覚受を証得する重要性

五蘊において意根ただ一つが主識である