衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2022年09月24日    土曜日     第1 回の開示 合計3683回の開示

瑜伽師地論 第三十四巻(二)

原文:四種の行によって苦諦の相を了える。すなわち無常行・苦行・空行・無我行である。四種の行によって集諦の相を了える。すなわち因行・集行・起行・縁行である。四種の行によって滅諦の相を了える。すなわち滅行・静行・妙行・離行である。四種の行によって道諦の相を了える。すなわち道行・如行・行行・出行である。これを了相作意と名づける。

釈:四聖諦を修習し、四種の行によって苦諦の相を明らかにする。無常行・苦行・空行・無我行である。四種の行によって集諦の相を明らかにする。因行・集行・起行・縁行である。四種の行によって滅諦の相を明らかにする。滅行・静行・妙行・離行である。四種の行によって道諦の相を明らかにする。道行・如行・行行・出行である。これらの法を総称して了相作意という。

この段は四聖諦の大略なる修行内容を紹介し、各諦の修学は四種の行を含み、合わせて十六行となり、四諦十六行と呼ばれる。

——生如法師の開示
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