衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2019年08月03日    土曜日     第8 回の開示 合計1762回の開示

懺悔の種類と方法

どこで業を造ったか、その場所で心から懺悔し、二度と犯さないと誓い、何人前で業を造ったか、その人々の前で心から懺悔しなければなりません。もし悪業の影響が非常に大きく、学仏が相当程度に進んだ場合は、実相懺悔を取ることができます。実相懺悔は二種類に分かれます。一つは小乗の無生理による懺悔で、禅定の中で五陰の不実性を観察し、五陰によって造られた身口意の業行の不実性を観じ、初果あるいは初果向を証得し、法眼浄を得て清浄に懺悔します。

もう一つは大乗法の如来蔵無生理による懺悔で、先ほどの身口意の行いがどのように現れたかを観行し、最終的に自らの身口意の行いがすべて如来蔵から少しずつ生じたものであり、身口意の行いの実体性がなく、五陰が虚妄であることを証得します。五陰に依って存在する身口意の行いもまた虚妄であるため、業は消滅します。もちろん未到地定を具足していなければ、如来蔵を実証する望みはなく、その後で身口意が究竟どのように如来蔵から生じたかを観察できるようになります。一旦仏法を証得すれば、三悪道の業はすべて消滅し、無始劫以来の三悪道の罪業も含まれます。しかしこれは非常に容易ではなく、相当に優れた善根・福德・禅定・智慧、そして因縁が必要です。

——生如法師の開示
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