意根は如来蔵と意識を繋ぐ中継点であり、如来蔵から情報を受け取り意識に伝えます。意根は単なる中継点ではなく、自らが無量劫にわたり経験してきた事柄を記憶する機能を有しています。これらの事柄は同時に種子として如来蔵に保存されており、意根と種子は常に相応じ、調和を保っております。
特定の事柄が必要となる時、意根は意識に回想を促し、当該情報を意識に引き渡します。これにより意識は当該事柄を思い出し、さらに処理を進めることができます。
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