衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年10月30日    火曜日     第3 回の開示 合計974回の開示

宗、因、喩

各々の題目は、一篇の小論文のようなもので、自ら論点を持ち、その後論拠を展開し、譬えを用いて説明したり具体的な事例を挙げたりしなければなりません。

宗とは宗旨のことで、つまり自らの論点を指します。

因とは証拠、論拠、事実を意味します。

喻とは宗旨を説明するための適切で形象的な譬喩を指します。

これを習得して初めて論壇に登り、人と法を弁じることができます。この能力を持たない者は、いかなる議論にも参加すべきではありません。壇上で口先の練習をするのはまだ許容範囲です。

しかし弁舌が優れているからといって、論理的思考が優れているわけではなく、事実を明確に説明できるわけでも、真理を掌握したわけでも、大いなる智慧を持っているわけでもありません。弁舌は頭脳や論理的弁証能力には遠く及びません。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

自己暗示法を用いて仏法を観行する方法

次の記事 次の記事

《大乗顕識経》講義

ページのトップへ戻る