原文:普贤菩萨即从座起。顶礼佛足。而白佛言。我已曾与恒沙如来。为法王子。十方如来。教其弟子。菩萨根者。修普贤行。从我立名。世尊。我用心闻。分别众生所有知见。若于他方恒沙界外。有一众生。心中发明普贤行者。我于尔时。乘六牙象。分身百千。皆至其处。纵彼障深。未合见我。我与其人暗中摩顶。拥护安慰。令其成就。佛问圆通。我说本因。心闻发明。分别自在。斯为第一。
解釈:普賢菩薩は座から立ち上がり、仏の足を頂礼して、仏に申し上げました。私はかつて恒河沙の数の如来のもとで法王子となったことがあり、十方の如来はみな、菩薩の根器を具えた自らの弟子たちに普賢行を修めと教えています。この普賢行は私から名づけられたものです。世尊よ、私は心で聞くことができ、衆生がどのような知見を持っているかを分別します。もし他方の仏国土の恒河沙ほど遠い界の外に、一人の衆生が心の中に普賢行を修学したいという大願を起こしたなら、私は直ちに六牙の象に乗り、百千万の分身を化現して、みなその人のいるところに集まります。たとえその人の業障が重く、どうしても私を見ることができなかったとしても、私は密かにその人のために摸頂(まちょう)し、これによって安撫し守護して、その人の修める普賢行が成就するようにします。今、仏が私に修行の円通の法門は何かとお尋ねになるので、私が円通を修め得た根本の原因を申し上げます。すなわち、心で聞くことによって衆生の内なる思いと願いを明らかに知り、自在に衆生の心念を分別できること、これこそが私の修行の第一の円通法門なのです。
1
+1