三昧は禅定と智慧の結合体であり、いずれか一方が欠けても、それは三昧とは言えません。様々な段階の悟りの境地が現れるにつれ、それに応じた段階の三昧の境界が現れます。これらの三昧の境界には、禅定の特徴、智慧の特徴、色身の感覚の特徴が含まれ、禅定が深まれば神通力の特徴も現れます。三昧が現れることにより、色身の感覚が軽安で非常に心地よくなり、睡眠が減るかあるいは無くなり、心身が愉悦に満たされ、内面は次第に空へと向かい、無明が減り、智慧が深まり、煩悩が軽減されるか消滅していきます。
2
+1