衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2019年12月23日    月曜日     第1 回の開示 合計2095回の開示

《円覚経》抜粋

『円覚経』原文:一切の時にあって妄念を起こさず、諸々の妄心もまた滅却せず、妄想の境に住して了知を加えず、了知なきにおいて真実を弁ぜず。

解釈:これは如来蔵の定慧等持の境地を指します。如来蔵は常に定中にあり、出定する時がないため、永遠に念想を起こしません。虚妄の法ではないがゆえに、虚妄法の妄念もなく、虚妄なる七識心を滅ぼそうとする意欲もありません。如来蔵が七識の妄想によって現出した境界を顕現しながらも、それが妄想の境界であることを了知せず、自らのこのような不了知に対しても弁別を加えず、誰の不了知であるかを知りません。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

意根の遍計所執性は除去できるか

次の記事 次の記事

識は因縁所生の法

ページのトップへ戻る