繁中日語

日常開示

2020年02月27日木曜日第2 回の開示 合計2166回の開示

如来蔵の種子の機能作用は地上菩薩のみが現観できる

五蘊十八界の一切の法は如来蔵の性であり、この理は如来蔵を実証した後に観行を行い、次第に通達する必要があります。意識で如来蔵を想像し、何らかの作用や機能を想定するだけでは、如来蔵の働きを観察することも、五蘊十八界の如来蔵性を観察することもできません。理解はあくまで理解であり、想像はあくまで想像です。それは実証ではありません。如来蔵が如何に種子を記録し、因果を実現するかは唯識種智に属し、地上の菩薩のみが現量で観察できます。如来蔵の種子の機能作用、世間の万法を現起する機能作用、および如来蔵の全ての種子の機能作用は、すべて唯識種智の範疇に属し、地上の菩薩のみが現量で観察可能です。地前の菩薩は煩悩が重く禅定が不足しているため智慧も不十分で、六識・七識が識を転じて智と成しておらず、これら非常に深密な法義を観察する力がありません。理解した内容は現量観察に代わるものではございません。

——生如法師の開示

『楞厳経』第三巻鼻根香塵の虚妄

仏道の修行はそう簡単なものですか？