衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2020年03月28日    土曜日     第1開示 合計2239開示

覚観の意義

初禅定に至る前の意識心には覚と観がある。初禅定から二禅定の間は無覚有観である。二禅定以上は無覚無観となる。覚とは境界を覚知する意味であり、思惟という心理活動を有する。観は照らすことに相当し、意識の思惟分析活動はなく、意識心は動かず、なお受動的な知がある。二禅以上では五識は滅するが、意識は滅せず、非常に微細な知があるが、反観する能力はなく、自らが知を有することを知らず、あたかもすべて滅したかのようである。

——生如法師の開示
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『楞厳経』における五十陰魔の境界

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諸法如幻

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