繁中日語

日常開示

2020年04月23日木曜日第4 回の開示 合計2295回の開示

心念心聴

心中で呪文を唱え、口から声を出さなければ、声塵は存在しません。心中で唱える呪文は法塵に属し、独影境であり、独頭意識によって単独で了別され、耳識を用いません。声塵が存在しないため、耳識が生じることはありません。独頭意識が了別する時、これを心聴と呼び、念じることも独頭意識によって行われます。

しかし、呪文を唱える際には、意根が主宰として念じ、意根が意識を督導して念じさせ、意根が主となって意識に聴かせ、意根が意識を督導して聴かせます。これには阿頼耶識が一切の必要なものを提供し、勤勉に奉仕しています。三つの識が共同して心念心聽を完成させます。

——生如法師の開示

観行における三昧の境界

想陰は融通妄想に属します