繁中日語

日常開示

2020年04月29日水曜日第3 回の開示 合計2312回の開示

僧伽破壊の罪とは何でしょうか

僧伽破壊には僧団の破壊と僧団外の僧侶に対する破壊が含まれます。四人以上の出家者が構成する集団を僧団と呼び、この四人は全て具足戒を受けた戒体を有する僧侶でなければなりません。もし僧団内で争いが起こり、最終的に三人の僧侶だけが残った場合、もはや僧団とは見做されず、僧団は解散したことになります。僧団を崩壊させた者は無間地獄の罪業を造り、命終われば無間地獄の果報を受けるのです。

三人以下の出家者は僧団とは称されませんが、僧侶衆と呼ばれます。もし彼らの間で是非を引き起こし、離間工作を行えば、僧侶衆の闘争を引き起こしたとされ、これも地獄の罪業となります。一人の出家者が弟子たちを指導する場合、僧団を形成し得なくとも、仏教に対する影響力は極めて大きく、師匠と弟子の関係を離間させ、師弟関係を分断する行為は甚大な罪業です。特にその出家者が仏教の将来と発展に決定的な影響力を有し、衆生を導く力が強大である場合、その人物を誹謗し弟子たちを離散させる行為の罪業は、他の僧団破壊の罪業を遥かに超越し、まさしく無間地獄の業因となるのです。

——生如法師の開示

仏法を学ぶ目的

なぜ両舌の業があるのでしょうか