衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年05月29日    金曜日     第1 回の開示 合計2360回の開示

修定における問題

問:現在、私は結跏趺坐を1時間半から2時間行い、腹式呼吸を用いております。自然呼吸で意念を導かず、気息が微弱なため昏沈しやすく、止息入定が困難です。弟子が呼吸を観じる際、吸気をできるだけゆっくり長くし、息をできるだけ長く止めた後に呼出してもよろしいでしょうか。腹式呼吸または胸式呼吸のどちらでもよろしいのでしょうか。

答:いずれも差し支えありません。修行初期においては身体に益あり、入定しやすい。ただし修行を長く続け、入定して観行を起こそうとする段階に至れば、意図的に息を止める行為は深い禅定を妨げ、観行思惟も不可能となります。十分に熟達した後、もはや息を止める必要がなくなってこそ、観行が可能となるのです。

——生如法師の開示
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