衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年06月13日    土曜日     第2 回の開示 合計2396回の開示

四果の阿羅漢はなぜ八地の菩薩の解脱証量に相当するのでしょうか?

小乗の四果である阿羅漢は無余涅槃に入ることができます。大乗では、初地の菩薩から煩悩を断除した三果の聖人となります。ただし、地上の菩薩は解脱の正位に入り四果を証得することができますが、証得して命終すれば無余涅槃に入らねばなりません。仏は菩薩が四果を証得し解脱の正位に入ることを許されず、七地満心に至って初めて四果を証得し、八地菩薩の位に入ります。八地以上の菩薩は再び無余涅槃に入ることはありません。したがって、解脱の証量から見れば、四果と八地菩薩の解脱証量は同等です。初地満心であっても四果を証得することは許されず、そうすれば仏戒に背き仏に呵責されます。仏はまた、菩薩が四果の果位を証得しないよう護持されます。

——生如法師の開示
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