衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年07月09日    木曜日     第2 回の開示 合計2459回の開示

睡眠状態において思惟参究することは修行の近道です

問:夜明け前に未だ起床せず、朦朧として半睡半醒の状態にある時、意根が深く思量し、意識の作用が極めて微弱であるならば、これは夢を見ているのではなく、定中にあるのでしょうか。

答:半覚醒の状態において、意根は深く思量することが可能です。それは一晩中参究思量を続け、朝目覚め際に意識が現れて、意根の思量を発見します。半覚醒時には意識が弱く、意根は当然六識の干渉を受けない定中にあります。夜中に意根が参究思量する時、六識の妨げがなければ、これも定中にあると言えます。朝目覚めるやいなや、意識が意根の懸念と思量の結果を知る可能性さえあります。就寝前に思考すべき問題を設定しておけば、意根が深く関心を抱けば、一晩中意根は思考を続け、目覚めるまで継続します。意識が滅しても、意根は依然として働いておりますが、疲労を感じることなく、これにより多くの修行時間を節約できます。直接的に効率が良く、意識で再び意根を薫習する必要がなく、回り道を省けるため、唯識の法は最も究極であります。

——生如法師の開示
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執着とメンツを手放すことは自我を手放すことです

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