衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年11月18日    日曜日     第2開示 合計1022開示

動物同士が互いに殺し合い、食い合うことには業報があるのでしょうか

動物同士が殺し合い、互いに食い合う行為には、当然ながら因果応報があります。動物のあらゆる行為や造作に対して、それぞれの如来蔵が記録を保存し、業の種子を収蔵するからです。如来蔵には本来、このような機能が備わっています。業の種子が成熟すれば業報が現れます。したがって、あらゆる衆生は報いを受ける媒体であり、それぞれが業障深重で自ら抜け出すことはできません。ただし、動物の殺生と人間の殺生には違いがあります。動物は純粋に生存のためであり、殺意や悪意はありません。人間の殺生は心の行いの問題に関わるため、人間の殺生の業は重いのです。戒律を受けた後の殺生には、さらに戒罪も関わってきます。心性上の罪業に戒律上の罪業が加わるため、業はさらに重くなります。

——生如法師の開示
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