衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年11月19日    月曜日     第1 回の開示 合計1029回の開示

病気を治すことは医者の八識が共同で患者の色身を変えることである

医者が患者の病気を治す時、まず医者自身の内相分が変化するのか、それとも医者自身の外相分が先に変化するのでしょうか。内相分はどのように現れるのでしょうか。この問題を解決しなければ、将来悟りを開くことはできません。内相分と外相分のどちらが先かという問題は非常に重要で、これを乗り越えなければ、すべて如来蔵が一切の法を変現する問題、如来蔵がどのように変現し、何に基づいて変現するかという問題に関わってきます。この問題を理解すれば、悟りは容易になります。

患者は医者の外相分であり、患者を治療するとは当然患者の色身を変化させ、色身を回復させることです。患者の色身は医者にとって外相分であり、治療とは医者自身の八識が共同して患者の色身を変化させる、つまり医者の外相分を変化させることです。医者の如来蔵は自らの六根を通じて外相分を医者の勝義根に伝導し、内相分となり、外相分と一致します。医者が認識する内相分の患者の色身も同時に回復するのです。

治療には前六識の参与も必要で、八識すべてが関与します。観想による治療の場合も意識の参与が必要であり、六・七・八の三識が共同して作用し、患者の色身を変化させます。これも医者の外相分である患者を変化させることで、医者の内相分における患者の身体も同時に変化します。八識がどのように患者の色身を変化させるか、外相分の色身にどのように作用するかは、参禅者が参究すべきことであり、参究を破った後には自ずとわかるのです。

——生如法師の開示
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