(二)原文:若黠慧者无明覆。爱缘系得此识身。如是内有识身。外有名色。此二缘生六触入处。六触所触故。智者生苦乐受觉。因起种种。何等为六。眼触入处。耳鼻舌身意触入处。愚夫黠慧彼于我所。修诸梵行者。有何差别。比丘白佛言。世尊是法根。法眼法依。善哉。世尊。惟愿演说。诸比丘闻已,当受奉行。
解釈:もし聡明で智慧ある人が無明に覆い障えられ、貪愛の因縁によってこの六識身を繋縛されると、このように内には六識身があり、外には五陰の名色があり、この二者が和合して触れた後には、六入触処が生じます。この六処に触があるがゆえに、聡明で智慧ある人は苦楽の受を生じ、六入処の触の因縁によって種種の受覚が生じます。六触入処とは何でしょうか。すなわち眼触入処、耳触入処、鼻触入処、舌触入処、身触入処、意触入処です。愚痴な凡夫と聡明で智慧ある人は、六入触処においていずれも苦楽などの種種の受があり、彼らはみな私のところで梵行を修めていますが、彼らの間にはどのような差別があるのでしょうか。比丘たちは仏に申し上げました:世尊は法の根源であり、法の眼目であり、法の所依であります。善哉、世尊。どうか世尊がこの意を開演されますように。比丘たちが聞き終えたならば、信受奉行すべきです。
原文:尔时。世尊告诸比丘。谛听善思。当为汝说。诸比丘。彼愚痴无闻凡夫无明所覆。爱缘所系。得此识身。彼无明不断。爱缘不尽。身坏命终。还复受身。还受身故。不得解脱生老病死忧悲恼苦。所以者何。此愚痴凡夫本不修梵行。向正尽苦。究竟苦边故。是故身坏命终。还复受身。还受身故。不得解脱生老病死忧悲恼苦。
解釈:世尊は比丘たちに告げて言われました:あなたがたはよく聞いて、細かに思惟しなさい。今まさにあなたがたのために説きましょう。比丘たちよ、愚痴で無聞の凡夫は、無明に遮障覆蓋されているがゆえに、貪愛の因縁によって自らを繋縛し、この六識身を生じています。彼らは無明の煩悩を断たないために、貪愛の因縁を断尽することができず、身壊命終の時には、さらに引き続き生を受けて六識身を受けます。愚痴で無聞の凡夫がなお六識身を受ける以上、生老病死憂悲苦悩から解脱することはできません。なぜそうなるのでしょうか。愚痴で無聞の凡夫はもともと清浄な梵行を修行せず、正しく苦を尽くす方向に向かい、苦悩の究竟の辺際に到達することがないからです。それゆえ身壊命終してもなお再び身を受け、なお再び身を受けるがゆえに、身壊命終しても生老病死憂悲苦悩からの解脱を得ることができないのです。
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