繁中日語

日常開示

2020年11月17日火曜日第4 回の開示 合計2800回の開示

父子合集経講話（十）

何が内地界であるか。

原文：大王よ。いかにして内地界というべきか。内身に生じる堅く渋きもの、髪・毛・爪・歯・皮・肉・筋・骨をいう。もし内地界が生じなければ、また滅することもなく、集行も存在しない。

釈：仏は説かれた。大王よ、内地界とは何か。地界は如来蔵中の地大種子であり、如来蔵に地大種子があれば物質色法の堅固性を生じ、器世間の生存環境と衆生の身根を顕現できる。内地界とは衆生の色身内の地大成分であり、色身に具わる堅固性の部分、すなわち髪・爪・歯・皮膚・筋肉・腱・骨格など、堅固な地性を有する組織部分を指す。

内地界は母胎に入る時より生じ始める。意根が受精卵に投生すると、如来蔵は地大種子を出力して胎児の色身を生成する。さもなくば色身に地大成分がなく、身体は水のように柔弱で、行住坐臥も不可能となる。地界に生があれば必ず滅があり、生滅があれば五陰身を集積し、身行が生じる。もし地大種子が色身に生じなければ、滅することもなく、五陰身を集積できない。生滅ある法は真実の法でなく虚妄の法、空法である。ゆえに我らは貪着執着すべきではない。

——生如法師の開示

想とは何でしょうか

牛に琴を弾く