衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年11月30日    金曜日     第2開示 合計1055開示

疑いをいかにして断つか

問:私は非常に強い疑いの習性があり、この疑念の力は非常に大きいです。心に力がなく思考できない時は、この念を観じるように自分に言い聞かせ、何もせずに意根が自らゆっくりと考えさせれば、いつか結論が出るだろうと思っています。これはどういうことでしょうか。

答:意識は自らの思考や念を内観することができます。観じた後、思考や念に対して一定の理解を得て、自らの疑いの正誤を分析し思惟することができます。最終的にどのような結果になり、どう扱い処理するかは意根の役目です。意識は自らが了別した状況を意根に伝え、意根の思考を妨げなくなります。すると意根は静かにゆっくりと思量を重ね、最終的に自らの疑いの心を明らかに考え抜き、疑念の正誤を知り、対処方法を知ることで、疑いの心を取り除くのです。

——生如法師の開示
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識の瞋恚と意根の瞋恚の違い

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疑念の力はなぜ大きいのでしょうか

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