衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年12月15日    土曜日     第3 回の開示 合計1100回の開示

参究の修行をどのようにすべきか

参究する際には、意識が参究すべき内容を徹底的に理解し、疑情を生じさせ、一点に凝縮して意根に委ねなければなりません。意根にも疑情を生じさせ、行住坐臥・朝に夕べに思いを巡らし、疑情が解けるまでは決して諦めてはならないのです。

なぜ一点に凝縮する必要があるのでしょうか。意根には言語文字がなく、分析することもできません。もし全体の意味を一点に凝縮しなければ、言語文字が介在し、意根は参究することができず、意識が単独で思考分析するだけになってしまいます。しかし意識単独の思考分析は程度が浅く、深甚な智慧を生み出すことはできません。つまり意根が参究しなければ智慧は生じず、意識の慧は決定的な役割を果たさないのです。意根にも智慧が生じた時、初めて五蘊の方向舵を適切に操り、五蘊の今後の運命を決定することができるのです。

——生如法師の開示
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意根が思考参究しているのかをどのように判断すればよいでしょうか

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