五蘊の概念的な内実を徹底的に理解し、自らの一切の身口意のその時々において、自らの五蘊の機能作用を一つひとつ分けて、色蘊とは何か、受蘊とは何か、想蘊とは何か、行蘊とは何か、識蘊とは何かを見極めなければならない。
五蘊を全て見極めた後、一撃で打ち倒し、全ては我にあらずと悟り、それから座禅に打ち込むのだ。
趙州が履物を頭の上に載せた時、どれが色蘊か、どれが受蘊か、どれが想蘊か、どれが行蘊か、どれが識蘊か。
南泉が刀を取って猫を斬った時、どれが色蘊か、どれが受蘊か、どれが想蘊か、どれが行蘊か、どれが識蘊か。残るものは何か。
私が南泉に刀を手渡した時、どれが色蘊か、どれが受蘊か、どれが想蘊か、どれが行蘊か、どれが識蘊か。そして、その次はどうか。
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