衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年07月25日    水曜日     第2 回の開示 合計769回の開示

法の種類

法は有為法と無為法、縁生法と非縁生法に分けられる。有為法とは行為造作のある法であり、後天的に形成された法である。五陰・十八界・三界宇宙器世間など全てが法に含まれる。有為法は即ち縁生法であり、無為法は造作のない法、先天的に存在する法、本来よりある法、因縁によらず生じた法である。人が認識し得る一切は法であり、見える見えぬに関わらず、存在するものは全て法である。

法には真法と妄法、生滅法と不生滅法、因縁によって成る法と因縁によらぬ先天的な法が存在する。一切の法は様々な角度や側面から区別される。因縁によって生じた法は相は有り性は空なるがゆえに妄であり、非因縁法は本来より存在する法で相は無く体は有るがゆえに真実の不壊滅法である。直接に成仏を指し示す法こそが究竟法であり、究竟法に至る方法が方便法である。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

指月の指

次の記事 次の記事

悟りへの準備

ページのトップへ戻る