繁中日語

日常開示

2018年07月15日日曜日第3 回の開示 合計743回の開示

邪見妄想を転ずることは我見を断つ前提です

常に色・受・想・行・識の機能作用を思惟すれば、これらが全て如来蔵より来たり、如来蔵より生じ授けられたものであると悟るようになります。次第に深く認識するに至れば、生じられた法は不自在であり、真実性を持つことが不可能であると理解します。真実性が無ければ、いわゆる我性も実質的に存在せず、不自在な法に我性は存在し得ず、我ではあり得ません。

これらの観念を次第に形成し、一定の境地に至れば我見を断じ、さらに速やかに我執の煩悩を断除し、身心ともに自在を得ることができます。我見を断じ難いのは、過去無量劫以来の非理なる観念が深く心中に染み付き、容易に転換できないためです。観念が転換しなければ我見は断除できません。観念の転換こそが修行の最重要課題であり、旧い思想観念が一旦転換すれば、従前の邪見妄想を容易に覆し、正しい知見を樹立して大智慧を獲得し、五陰身心の解脱を得ることができるのです。

——生如法師の開示

五蘊の世間における意根と意識の地位と関係

止む即ち菩提