日常開示

2018年07月08日日曜日第1 回の開示 合計719回の開示

一切法は如来蔵によって第七識に依って生じる

一切の法を生じることができるのは如来蔵のみである。なぜなら、如来蔵は一切の法の種子を有しており、種子は能生の意義を有するからである。末那識は六識を生じる一つの縁であり、一切の法は如来蔵が末那識に依って生じたものである。末那識がなければ、如来蔵自体は何らの法も生じることができない。如来蔵が前六識を生じるには必ず末那識を経なければならない。末那識は無始劫以来存在しており、無余涅槃に至って初めて滅するのである。

——生如法師の開示

衆生の心はそれぞれ異なり、現れる像もまた異なります

意識の転識成智