衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年05月31日    木曜日     第4 回の開示 合計574回の開示

如来蔵はどのように五蘊十八界を生み出すのか

十八界は如来蔵より生じたものであり、如来蔵と不異不一の関係にあります。如来蔵は地水火風の四大種を出力し、衆生の五根色蘊を形成し、色・声・香・味・触、および法処所摂色の六塵を成し、衆生が生存する宇宙器世間を含む全ての生存環境を形作ります。如来蔵は意根の識種を出力して意根の存在と運行を維持し、さらに六識の種を出力して六識を生起させます。これによって衆生の五蘊十八界が形成されるのです。我々が自らの五蘊身心を観察すれば、これら全てが後天的に生じたものであることを知ります。後天的に形成されたものは全て生滅を有するものであり、真実の自己では決してありません。真実の自己は生滅を繰り返すはずがなく、このように不自在な存在ではあり得ません。真実の自己は必ず自ら主宰して存在するものであり、かつ苦受のないものでなければならないのです。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

如来蔵の本質

次の記事 次の記事

万法と如来蔵は一ならず異ならず

ページのトップへ戻る