繁中日語

日常開示

2018年04月18日水曜日第3 回の開示 合計377回の開示

一切法は意根自ら証得すべし

深く思惟する方法、すなわち意根の機能を十分に発揮させる方法は、意識が思惟し参究すべき教義の問題を明瞭に分析し、その問題を一点に凝縮して内心に懸けておくことにあります。これを意根に委ねれば、以降の作業は意根が処理し、意識はそれに協力することができます。

実のところ一切は意根が求め解決するものであり、意識は意根が問題を解決するための道具であります。五識もまた意根が問題を解決する道具であり、第八識さえも意根が問題を解決する道具であります。意根はこれら一切の道具を利用して自らの必要を満たし、自らの目的を達成します。従って、あらゆる問題は最終的に意根自らが解決し、自ら承認して初めて完了するのです。一切法を証得するには意根自らが直接証得しなければならず、意根が納得してこそ真に問題解決と言えます。

かくして一切法の修証問題については、すでに根源的に説き尽くされており、議論の余地はありません。これを認めるか否かは各人の智慧の問題であり、仏法そのものとは関係ない次第であります。

——生如法師の開示

意根の思量性

一切法は意根の道具