衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年04月05日    木曜日     第4開示 合計306開示

小乗証果の原理

第八識は我相がなく、自らを真実の我であるとか真心であるとは認識せず、そのような観念や知見を持ちません。我々の五蘊十八界の法はすべて第八識から生じ、これによって変化し現れるため、いずれも実体がなく、生滅し変化するものであり、すなわち無常です。縁によって生じた法はすべて頼りにならず、自主性がなく、空幻なものです。これを証得して初めて我見を断ち、人我を離れ、阿羅漢の初果を証し、三つの結びの束縛を取り除き、三悪道に堕ちることはありません。未来においてただ人間界で苦報を受けるのみとなり、四果阿羅漢を証得して命終すれば無余涅槃に入り、一時的に三界の生死から解脱するのです。

——生如法師の開示
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如来蔵の自在と七識の心の不自在

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