衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年03月31日    土曜日     第2 回の開示 合計283回の開示

法への疑問が生じる原因

禅定が不足すれば、智慧は浅く、必然的に法に対して疑いが生じ、疑いの見解が必ず存在します。特に深遠な法、唯識種智の法については、各人に程度の差こそあれ疑いを抱くもので、これは禅定と智慧が不足し、福徳も不十分であるがゆえに実証できず、現量観察できないため、疑いがさらに深まるのです。したがって仏は金剛経において、衆生に疑いを断ち信心を生じさせるよう説かれました。

自ら実証できない場合、疑いが生じるのは避け難いことではありますが、決して結論を下してはなりません。誤った結論は誹謗となり、その果報は深刻です。智慧ある者は、自ら実証できない法義に対して、安易に肯定も否定もせず、自らに業障を負わせることを避けます。

——生如法師の開示
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