衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2018年03月05日    月曜日     第6開示 合計153開示

六識における受・想・行・識の心所法

五蘊(ごうん)、あるいは五陰(ごおん)とも呼ばれますが、受・想・行・識の四蘊(じゅうん)はすべて六識(ろくしき)の体性(たいしょう)です。受蘊(じゅうん)は六識の感受する体性と作用、想蘊(そううん)は六識の想う功能作用、行蘊(ぎょううん)は六識の行う功能作用、識蘊(しきうん)はすなわち六識が識別する功能作用です。四蘊はそれぞれ六識の受・想・行・識という四つの心所法(しんじょほう)に対応しています。六識が六塵(ろくじん)に触れると、受心所(じゅしんじょ)が生じ、想心所(そうしんじょ)が生じ、思心所(ししんじょ)が生じます。思心所には、動身発語(どうしんほつご)の意味、思惟造作(しゆいぞうさ)の意味、身口意(しんくい)の行いを現じさせることのできる意味があります。

——生如法師の開示
前へ前へ

六識の受心所法

次へ 次へ

親証と実証の重要性