衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2019年01月27日    日曜日     第2開示 合計1209開示

自性清浄心は色声香味触法一切の境界を離れます

楞厳経原文:もし汝が分別覚観を執着し、了知する性を、必ず心となすならば、この心は即ち諸々の一切の色・香・味・触などの諸塵事業を離れて、別に全性あるべきである。

釈:もしあなたが色声香味触法を分別する心、六境を感じ取る心、六境を観察する心を執着し、それが必ず本来の自性清浄心であるとするならば、この心は色声香味触法という一切の境界を離れても、なお自らの全ての特性を保って存在するはずです。六境の生滅に伴って生じたり滅したりすることはありません。つまりこの心は自在な心、本来から存在する心であり、六境があって初めて現れる心であってはならないという意味です。

しかしながら、その分別覚観の心は六境を離れると存在しなくなります。それでは本来の自性清浄心とは言えません。

——生如法師の開示
前へ前へ

世界とは、ただの感覚に過ぎません

次へ 次へ

一心不乱に専念すれば真理と事実を発見することができます

ページトップへ戻る