衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2019年02月09日    土曜日     第1開示 合計1245開示

十六祖羅睺羅多伝法偈

原文:法において実に証するものはなく、取らずまた離れず。法は有無の相にあらず、内外いかにして起こらん。

解釈:自心の真如は一切の仏法に対して修証せず、無明がないがゆえに修行せずして解脱を得る必要がない。三界の一切法および自身に対し、決して執着せず、また離れることもない。真如の相は有でもなく無でもない。有であると言えば形も相もなく見ることも触れることもできないが、無であると言えば実在の作用を有し、真実に一切の法を生じ、無量の法種を蔵しているゆえ無とは言えない。真如は実相であり、実相とは真実の有を意味する。ただ真如のみが真実の有であり、その他はすべて空であり幻である。真如は形相がないゆえに内も外も存在せず、内は虚無であり外は無形であるが万法を蔵している。もしこれを証得しなければ、いかに思考を尽くしても到底も分からない。

——生如法師の開示
前へ前へ

如来蔵の縁起による四大を用いた色法の表現

次へ 次へ

意根を推崇することは実証を推崇することです

ページトップへ戻る