修行において意根まで修めることができれば、あらゆる問題は解決する。意根から修行に着手するのが最も速く、また最も直接的である。なぜなら、我々が定を修める原理からも理解できるように、定とは心の境界であり、妄心である七識の境界であって、主に第六識と第七識の心によるものである。心の様々な専注状態こそが動中の定であり、静中の定もこれに含まれる。心が覚知する法がますます少なくなり、軽くなり、ついには消失するに至る――これが静中の定であり、より深い定境に入ることができる。悟りを開く前は、このような無念の深い定を修めることに過度な精力を用いるべきではない。
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