悪夢に襲われた時、体が動かず、声も出せないのは、身体が制御されている状態であり、脳の勝義根が支配されているか、あるいは意根が霊に支配されている場合であります。
身体が制御されている際、体が思うように動かない、あるいは意に反して動くのは、鬼神が意根を操作しているためであります。しかし意識は非常に明瞭であり、意根もその状態を認識できております。
意根が支配下に置かれると、身体が動かない(あるいは意に反して動く)だけでなく、意識と言語と思考もすべて意のままにならず、これらは鬼神の意根による操作であります。身・口・意によるすべての行為が不随意となり、意識心はほとんどの場合これを認識しておりません。もし認識した瞬間に意根に力があれば、束縛を断ち切って自らの意思で動けるようになるのであります。
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