衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2019年05月18日    土曜日     第1開示 合計1539開示

意根の恒常的審査思量性

末那識の恒に審らかに思量する性質は、無始劫以来、このように運行しており、それは常に我ありと執着し、絶えずいかに自我にとって最も有利であるか、いかに自らの目的を達成し、自らの願いを満たすかを思量し、常に出会う一切の法をいかに取捨すべきかを衡量しようとする。思量した後、それは取捨造作を決定するが、六識といった道具を用いて造作する必要があり、末那識自体は造作できず、ただ六識を主導して身口意行を造作させ、第八識が刹那刹那に配合している。末那識が我執を降伏し、識が智に転じて初めて、自我に対する思量性や衡量性が減少し、もはや常に自らの私利を中心として思量や抉択を行うこともなくなる。

——生如法師の開示
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禅の修行には因縁の具足が必要であり、自然と成就する

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父子合集経選講(二十八)

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